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NY株、大幅続伸=個人消費改善を好感〔米株式〕(2日)☆差替

時事通信 12月3日(金)1時0分配信
 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク株式相場は、年末商戦の好調な滑りだしや堅調な米新車販売など個人消費の改善を裏付ける景気指標を眺めて続伸し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比106.63ドル高の1万1362.41ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同29.92ポイント高の2579.35で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比23万株増の11億1783万株。
 前日発表された11月の米新車販売台数は前年同月比16.9%増加。低燃費車への買い替え助成制度で一時的に販売台数が急増した昨年夏を除くと、約2年ぶりの高水準となった。
 また、この日発表された11月の米チェーン店売上高も前年同月比5.8%増と8カ月ぶりの伸びを記録。個人消費の回復が続いていることが確認され、市場では買い安心感が広がった。
 今週に入り堅調な景気指標が相次いでおり、「相場の雰囲気はどんどん良くなっている」(大手証券)という。ダウは前日249ドルも上昇しており、急ピッチな上昇への警戒感もあったが、この日は終日高値圏で推移。11月5日に記録した2年2カ月ぶり高値(1万1444.08ドル、終値ベース)を年内にも上回るとの期待が高まっている。
 個別銘柄は、ターゲット、JCペニーなど小売り銘柄の一角が上伸。また、中古住宅販売仮契約指数の上昇を受け、住宅関連用品小売り大手のホーム・デポなどが買われた。
 シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴといった金融大手もそろって上伸。証券会社による投資判断の引き上げが材料視された。(了)