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米国株は下落、カントリーワイド買収への懸念や原油高で

[ニューヨーク 5日 ロイター] 米国株式市場は下落。米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)が住宅金融カントリーワイド・フィナンシャル(CFC.N: 株価, 企業情報, レポート)の買収提案を撤回するとの懸念が圧迫したほか、原油先物が1バレル=120ドルを超え最高値をつけたことで消費支出をめぐる不安が高まった。

 マイクロソフト (MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)がヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)への約500億ドルの買収提案を撤回したことも重しとなった。

 アナリストは、バンカメがカントリーワイドの買収価格を引き下げるか、買収提案そのものを撤回する可能性があるとの見方を示し、金融株が売られた。カントリーワイドは10%超、バンカメは2.1%それぞれ下落。シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)も2.4%安。S&P金融株指数は1.5%安となった。

 著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート)(BRKb.N: 株価, 企業情報, レポート)は2%超下落。保険引き受け業務の低迷で四半期決算が大幅減益となったことを嫌気した。

 保険アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)も3.4%安。

 ダウ工業株30種は88.66ドル(0.68%)安の1万2969.54ドル。ナスダック総合指数は12.87ポイント(0.52%)安の2464.12。S&P総合500種指数は6.41ポイント(0.45%)安の1407.49。

 ヤフーは15%安。約2年ぶりの大幅な下げ。マイクロソフトは0.6%安。

 半面、マイクロソフトのヤフー買収断念による恩恵を受けるとの観測から、グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%高。関係筋によると、ヤフーがグーグルとのネット広告分野での提携を模索する可能性が高い。