7月米ミシガン大消費者信頼感指数速報値、11カ月ぶり低水準
[ニューヨーク 16日 ロイター] ロイター/ミシガン大学の調査した米消費者調査の信頼感指数・速報値は66.5と、前月の76.0から低下し、11カ月ぶりの低水準となった。
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ロイターがまとめたエコノミスト予想は74.5だった。
前月はほぼ2年半ぶりの高水準をつけていた。
調査ディレクターのリチャード・カーティン氏は声明で「所得・雇用をめぐる見通しは著しく弱く、消費者は消費に対し一段と慎重になっている」と指摘。「さらに、消費者は経済状況が再び悪化していると報告し、今後1年で新たな問題が発生する公算が大きいと予想している」と述べた。
景気現況指数は75.5に低下し、2009年11月以来の低水準。前月は85.6と、08年3月以来の高水準となっていた。アナリストは84.0と予想していた。
消費者期待指数も60.6に低下し、09年3月以来の低水準。前月は69.8、アナリスト予想は68.4だった。
今後1年の経済見通しを示す指数は65.0と、09年4月以来の水準に落ち込んだ。前月は79.0だった。
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