還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

年取ると時間たつのが早いのはなぜ?

今年ももうすぐ半年が終わろうとしている。最近40歳代になるとつくづく
もう半年終了かーと本当に早く感じる。

年齢を重ねると相対的に1年という期間がどんどん短くなるからだ。
どういうことかというと数学的思考の人はもうわかっているだろうが、
そうでない人もいるだろうから、簡単に説明しておこう。

15歳前後の青春時期は一年が長く感じられた。
なぜなら、それまでの人生で1年のポーションは1/(15-2)で
(ものごごろつくのが2歳くらいからだからその分を引く)と、
脳の記憶の8.5%を最近の1年として感じる記憶も占めるからだ。

これが40歳代になれば、1/40で同様に2.5%以下。
100歳になればわずか1年が脳の中で1%以下しかしめなくなる。
だから、同じ時間軸でも相対的には年齢を重ねてしまうと短くなる。

ということで、「年取ると時間経つのが早いねー」の会話を説明できる。
ちなみに
時計に採用されている1秒の概念は以下のように定義されている。
「1秒とはセシウム133原子(133Cs)の基底状態にある二つの超微細準位間の
遷移に対応する放射の 9,192,631,770(約100億)周期にかかる時間」
であるが、
「時間の概念」とは何か。ついでだから記載しよう。
(時刻(hour)と時間(time)は厳密に言うと違うからね、ねんのため)
時間(time)は「物事の変化を計るための概念」と定義されている。
「じゃあ、変化が無かったら時間は無いのか?」と突っ込みたくなる。
実は論理的頭脳の持ち主である歴代の物理学者は、そのとおりに突っ込みを入れ続けていて、
今だ結論は出ていない。この件は後日、触れるとして、

現時点の有力な説としては、「相対性理論」があげられるが、
「時間とは独立した存在ではなく、空間に依存する。時間が独立変数ではなく
空間の性質があるため時空連続体と呼び、時空連続体が宇宙の本質である」

わかりにくい。かみくだいてみると、時間の流れる速度は観測地点ごとに異なる。
有名な話で光子ロケット(光速度ロケット)内にいる人間は地球上から見ているとしたら
時間が止まってみえる。という仮説がなりたち、そのことから
地上での時間経過と飛行機での時間経過は微妙に異なる。
が、光子ロケットの中にいる人は当然時間は流れている。つまり観測地点からの
時間軸となる。アインシュタインの理論では、過去、現在、未来については、
全部同時に存在することになるのだ。逆に言うと光はどの地点から見ても30万Km/秒
ということなので、過去、現在、未来と続く時空連続体の中を我々は
光の速度で通過しているようなものである。なぜならどこから見ても30万km/秒と
定義されているからだ。
うーん、簡単に説明しようとしているのだが、だんだんと自分で書いていても混乱してくる。
有名なE=MC2 (エネルギー=質量x光速の2乗)
の中では、唯一普遍なものは、光速度と定義してることからそのような解が得られるのだが、
理解できたであろうか。
ちなみに「相対性理論」とは、「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」の総称である。
簡単にいうと「特殊相対性理論」に重力の概念を追加したものが「一般相対性理論」で
そこから重力の干渉により光が曲がると導かれ、有名なブラックホールや宇宙の膨張という
解が得られたのであるが、学者の幾人かは相容れないところもある理論とも言ってるのだが、
これも奥が深すぎるので今日はこここまで。

かなり話しが脱線してしまった。気が向いたら続きを書くと思う。