還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

日本3戦とナンピン

健闘無なしく、ついに日本代表は1引分け2敗のグループ最下位で終わった。
今にして思えば、我々サポーターの方が大騒ぎという感じであった。
現実に冷静に考えれば、優勝候補のブラジル相手に勝てる確率は1%もなかっただろう。
日本人(自分)は伝統的に自虐的(ハラキリ、特攻)な行為に対してエールを
送る傾向があり、結果よりもプロセスを重んじるお祭りが好きな民族だとおもう。
だから信長があれだけ人気があるのかもしれない。

そうはいっても結果がすべての世界のルールには通用しない。
香港市場で勝負する自分は、日本の戦いを見てふと思うところがあった。

第一戦で1-3で敗退 →決勝の可能性が遠のく
・株を購入するも思惑がはずれ下落。いずれ上昇するだろうとしばらくは
 保持するもキャピタルゲインどころかロスに。

第二戦 0-0で引分。可能性更に遠のく、しかしゼロではない。
・さらに下落した。ここまで下がったら反復するだろう(なんで?)
 と良い方しか思わなくなり、ナンピンをし平均単価を下げ反発を待つ!

第三戦 1-4で敗退 →終了
・さらに下落し冷静になれば、同じ資金で別の銘柄を買う方がいいのに
 株にほれて株価は必ず反転するという迷信を信じ、さらにナンピン。
 投資資金枯渇しジ・エンド。。。

個別の株式を分析し業績が必ず反転していくと思っていても全体の経済動向や
市場の方向性には逆らえず、今回のように世界的な株価下落に簡単に株価は
下落してしまい、塩漬け状態。
「木を見て森を見ず」&「利食い千人力」の格言を改めて思い出した。