7月国内自動車生産は前年比31.9％減、32年ぶり低水準

　［東京　３１日　ロイター］　日本自動車工業会が３１日公表した７月の国内自動車生産台数は、前年同月比３１．９％減の７４万２２８４台と昨年１０月以降１０カ月連続で前年同月を下回り、７月としては１９７７年以来３２年ぶりの低水準となった。７月の輸出台数も前年同月比４５．１％減の３３万９６５２台と１０カ月連続で減少し、７月として１９９６年以降最低水準だった。
　国内生産の車種別内訳は、普通乗用車が前年同月比３７．５％減、小型乗用車２１．１％減、トラック３７．１％減。輸出は、欧米・アジア向け軒並み低迷する中、特に中近東（６３．７％減）や中南米（５８．６％減）などの著しい不振が響いた。



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