米ジョージア州の地銀など５行が破たん、今年45行に－ＦＤＩＣ

６月27日（ブルームバーグ）：米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）によると、米地銀５行が26日に破たんした。資産総額は約10億4000 万ドル（約990億円）。景気後退による失業や住宅差し押さえの増加を背景に、今年破たんした米銀はこれで合計45行となった。

ＦＤＩＣの発表資料によると、州当局によって26日閉鎖されたのは、ジョージア州のコミュニティー・バンク・オブ・ウエスト・ジョージアとネイバーフッド・コミュニティー・バンク、ミネソタ州のホライゾン・バンク、カリフォルニア州のメトロパシフィック・バンク、ミレー・バンク。このうち４行についてＦＤＩＣが破産管財人に指名された。

ＦＤＩＣの発表によると、ミレーの預金３億6200万ドルはウィルシャー・バンコープ傘下のウィルシャー・ステート・バンクがすべて引き継ぎ、４億4900万ドルの資産を買い取る。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo kshugo@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先： Margaret Chadbourn in Washington at mchadbourn@bloomberg.net .