米メリルリンチの第1四半期の1株損失は2.19ドル、2900人削減へ
[ニューヨーク 17日 ロイター] 米メリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)は17日発表した第1・四半期決算で、サブプライム・モーゲージおよび他のリスク資産に関連して数十億ドルの評価損を計上し、純損益は19億6000万ドル(1株当たり2.19ドル)の赤字となった。
前年同期は21億6000万ドル(同2.26ドル)の黒字だった。
優先株配当を含めた損失は21億4000万ドル。前年同期は21億1000万ドルの黒字だった。
継続事業ベースの損失は同2.20ドル。ロイターエスティメーツがまとめたアナリスト予想平均は同1.96ドルだった。
純収入は69%減の29億3000万ドルとなった。アナリスト予想は33億5000万ドルだった。
セイン最高経営責任者(CEO)は赤字でも依然として「十分な資本がある」と述べた。同CEOは先に、予見可能な将来に追加で資本増強を行う計画はないとしていた。
資産担保証券で構成される債務担保証券(ABS・CDO)に関連した評価損は15億ドル。主に「スーパーシニア」と呼ばれるABS・CDOに関連した評価損は30億ドルだった。
レバレッジド・ローンや商業用不動絡みの評価損も計上した。クレジットスプレッドのワイド化に伴なう21億ドルの利益がこれを相殺する格好となった。
メリルはまた、フィナンシャルアドバイザーやインベストメントアソシエートを除き、2900人を削減する計画も明らかにした。市場・投資銀行業務やサポート部門が対象だという。同社によると3月末時点の全従業員数は6万3100人。
前年同期は21億6000万ドル(同2.26ドル)の黒字だった。
優先株配当を含めた損失は21億4000万ドル。前年同期は21億1000万ドルの黒字だった。
継続事業ベースの損失は同2.20ドル。ロイターエスティメーツがまとめたアナリスト予想平均は同1.96ドルだった。
純収入は69%減の29億3000万ドルとなった。アナリスト予想は33億5000万ドルだった。
セイン最高経営責任者(CEO)は赤字でも依然として「十分な資本がある」と述べた。同CEOは先に、予見可能な将来に追加で資本増強を行う計画はないとしていた。
資産担保証券で構成される債務担保証券(ABS・CDO)に関連した評価損は15億ドル。主に「スーパーシニア」と呼ばれるABS・CDOに関連した評価損は30億ドルだった。
レバレッジド・ローンや商業用不動絡みの評価損も計上した。クレジットスプレッドのワイド化に伴なう21億ドルの利益がこれを相殺する格好となった。
メリルはまた、フィナンシャルアドバイザーやインベストメントアソシエートを除き、2900人を削減する計画も明らかにした。市場・投資銀行業務やサポート部門が対象だという。同社によると3月末時点の全従業員数は6万3100人。