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イールドカーブ逆転はリセッション示す信頼できる指標

イールドカーブ逆転はリセッション示す信頼できる指標-NY連銀研究
  1月9日(ブルームバーグ):債券市場の過去35年の動きを分析したニューヨーク連銀の研究で、イールドカーブ(利回り曲線)の逆転は米リセッション(景気後退)予想の根拠として信頼できる指標であることが分かった。

9日に公表されたニューヨーク連銀の研究者ジョシュア・ローゼンバーグ氏の論文によると、「1970年代以来、イールドカーブ逆転はリセッションが近いことを的確に示してきた」という。

長短金利差が逆転する逆イールド現象は、最近では2007年半ばに発生していた。論文は「3カ月物米財務省証券の利回りが10年物米国債利回りを超えた場合、1年後にリセッションが起こることが予測できる」としている。

07年には9月以降の利下げに伴いイールドカーブはスティープ(急傾斜)化した。9日の2年債と10年債の利回り格差は一時1.13ポイントと、04年12 月以来で最大となった。

ブルームバーグより引用しました。