ジェットコースター

香港株はジェットコースターとは、よく言ったものだ。
ボラティリティは本当に高い。
あっという間に2-3倍にもなるが、あっという間に半額になる。

とくに今日の下落は、この前の同時暴落2-3月の下落以上ではないだろうか。
直前の7月の上昇はかなりだったので、その反動もあり、さらに利益確定売りと
信用収縮が重なったこともあるだろう。

個人投資家は、ここまで下落してしまうと、
１　とりあえずは利益確定し全部換金撤退するか、
２　それとも長期覚悟でホールドか、
３　資金全部つぎ込んでナンピンか
を迫られてしまう。

悩ましいところであろうが、今回の「わに」の戦略は、もちろん２＆３だ。

すでに売却して利益確定したものもかなり安くなっているのには、驚く。
どれを購入しても上昇しそうだが、今回は、長期投資のために銘柄を
絞ったので、それらにナンピン追加投資を予定している（今日は買えなかったが）
なぜなら、
前回も前々回も下落時には、短くて2週間、どんなに長くても10週間で下落から回復している。

また、香港返還10周年ということもあり、中国政府の面子をかけて
香港市場の年末時の年初来より安値ということは、ないだろう。

まして、来年は北京オリンピックである。このまま、ずるずるの下落ということは、
避けるはず。と楽観している。

しかし、最下点が今日か？と聞かれたら、
「いやぁ、まだまだ」と答えざるを得ないだろう。