為替取引（FX)はみんな損失か

一方的に円価が120→116.5/１US$と円高局面へ数日で行った。

私の数日前に予測した希望的観測の118-135の範囲はあっさり、
覆されて市場に思いっきり馬鹿にされてしまった。私は118円台でHK$に交換して
しまったからだ。それでも金利差を考えたり、どうせ香港株を買うのであるから
そんなに気にはしていないが、FXをやっている人は大変だろう。

私はFX取引に対しては懐疑的な意見を持っている。株式の信用取引も同様である。
基本は、自分の無くなっても経済的に死なないお金でしか、投資はしないことにしているからだ。
私のPolicyに一番反するのが、借金しての投資。
つまり、
マンション投資（現金購入は除く）
FX取引(レバレッジを効かせたものに限るが）
株の信用取引にあたる。
これらは、投資ではなく、投機だ。
「投機」
・偶然の利益・幸運をねらう行為。
「投資」
・利回りを考えて、株券、債券などの購入に資金をまわすこと。

と辞書にも書いてあるとおり、偶然を狙う賭け事だから。である。

今回のような一方的な為替相場が発生すると大変だな。
現物でしか外貨取引を行わない私は、FXをやらないので、円高になっても
たいして気にならないが、FX取引をしている人はかなりの損失を出しているのでは
ないだろうか。

投資はあくまで自分の資金の範囲内で行うべきで、レバレッジを効かす取引は
私は今後も行うことはないだろう。
このまま、円価が110円切るまでいったら、FX取引の人々はどうするんだろう？

さらにそのまま、日銀が金利を上げていけば、キャリートレードのうまみも
なくなり、経済的に死んでしまうんじゃないか。

早めの手仕舞いをするべきだ、と余計なお世話か。