還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

香港株式と日経平均の相場観

NYSEのダウ平均は昨日も下落し、-0.98%で12114.10P
インドのSENSEX指数は、ー2.08%の12886.13P
ロンドンのFT100は前日比0.2P高の6116.2と4日ぶりに小反発
と、世界同時株安の第一章が始まりつつある。

その中でも香港株は、米国株の影響よりも中国本土市場との相関関係の方が強い。
本土株が下落したら、特にH株、レッドチップ株は下落リスクはあるが、
メインボード株への影響は相対的には軽微ではないか。と予測している。
H株については1-2月の上昇でかなり危険区域と判断したので、
資源株(金、アルミ、石油)を除きほとんど、売却していたのが幸いした。

そして私のPortFolioの70%以上はメインボード株式なので、
パニックにはなっていないし買いに入ったものも基本はメインボード銘柄群である。

さて、今後の相場観であるが、中国本土が再びストップ安になれば、
残念ながら、昨年6月のように世界同時株安が始まるだろう。
その場合の下値を予測してみた。前回の同時株安、今回の海外の下落を考慮してみると
香港株式も同様に3月末あたりに以下のようになる可能性がある。
 HSI指数は 18000P抵抗線 現在値から-8.5%(H株も入っているので更に下落するかも)
 H株指数は 7800Pが抵抗線  -13.2 %
 レッドチップは2600P    -21.5%

ただし中国本土が安定的に上昇しつつあれば、この心配はなくなる。
そしてあっという間に上昇する可能性が大である。なぜなら、これから
決算発表の時期に入る。例年この時期の好決算銘柄はブレークするからだ。
そうすると、以下のようになるだろう。
 HSI指数は 21000P超えへ
 H株指数は 10000P回復
 レッドチップは変わらず

さて、日本株はどうなるだろうか?
残念ながら、まだまだ、下落する可能性が大である。
ダウやヨーロッパ株式がすでに昨年11月あたりまで下落している。
NYSEダウがボラタリティな動きを今後もするだろうから、それらのことを考えると、
日経平均の下値は16500円までは行ってしまうかも。
仮に日興証券に続き、第二の不祥事が出てきたら、海外投資家の資金引き上げ
が加速し、円が売られる。その結果、円安で$換算でさらに下落するなどしてしまい、
再び15000円を割ることもありえる。
私はすでに日本株は撤退しているので、希望的観測もなく冷静に予測できるが、
さて、みなさんはどのように読むだろうか。