還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

持ち株(0292)の大暴落。。

中国株式を購入して9ヶ月目が過ぎようとしている。
幸いにも今までは、暴落するものが少なかった。
昨年の10月末の暴落以降、香港市場は上昇気流に乗りつつあるからだろう。

先週の木曜23日に突然0292Asia Standard Hotelが売買停止になる。
どういうことか?と日本語で検索してみたが中国情報局などでも取り上げていない。
それでは、といつも利用している香港交易所の検索ページで0292を探してみた。
(検索などの情報 http://www.hkex.com.hk/invest/isc.htm
すると株価に影響のある発表をするとのことだ。
その前に
0292Asian Standard Hotel(http://www.asiastandard.com/)を紹介しよう。
ホテル事業とレストラン事業、代理店業を主な収益の柱としている。
SARS,鳥インスルエンザなどの影響で2004年は赤字、05年は黒字転換をはたす。
昨年、株価が暴騰しその後、暴落10分の1になった。香港の仕手株化となっているようで、
本来の私の購入理由にはまったく一致しない銘柄であるが、小額で
ギャンブルを楽しむつもりで購入してしまった銘柄だ。
ただ、香港ホテル業界は昨年からディズニーランド効果などで活況化しつつ
あるので、まあいいか。と気楽に投資してしまった銘柄だ。

さて元に戻ろう、売買停止をすることはよくあるので、あまり気にして
いなかったが、売買再開の翌24日になんと
0.157→0.122 と 23%の大暴落が起こった。

押し目買いのチャンスでもある。と思いい、理由を探そうと
日本語で検索してみたがやはり中国情報局などでも取り上げていない。
それでは、といつも利用している香港交易所の検索ページで0292を探してみた。

どうやら「株式有償分割をし、その資金で長期債務を圧縮する」との発表だ。
http://www.hkex.com.hk/listedco/listconews/sehk/20060324/LTN20060324054.pdf
ざっと読んだら、
2株に対して1株を安く購入できる権利(0.09HKD)を設定するようだ。
ということは、株価は希釈されるので、
(0.157x2株+0.09x1株)/3株 = 0.135 と理論上なる。
終値 0.122 は 0.135に対して約10%の下落ということになる。

本来なら、債務圧縮し筋肉質の会社になるのだから、株価は上がってもよさそうだが
その資金を我々投資家から巻き上げようとすることがホルダーから嫌気されたのが
下落の原因かもしれない。
株価希釈前の今回のアナウンスの中の情報には、未公認ではあるが昨年決算時の
1株当たりの会社資本は0.228HKDとある。
つまり、今解散したら0.228の価値ですとあるので、今回の有償増資に応じようと
思っている。これはこれで、中国株式は本当にいろいろと何が起こるのか、
今後どうなるのかとてもわくわくしてくる。

今後もこの株式のレポートをしていく予定だ。