還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

FX取引についての考察

今回はFX取引に物申すである。
ちまたでは、投資用不動産とともに最近人気の取引にFXがある。
これもまたまた、一般庶民をだます手口に他ならないと考えている。
何が大衆をFXに誘うかというと、
「スワップ金利」と「レバレッジ」に騙されてしまう。
この二つで、リターンが多いという。

大体、為替相場の変動が一日に何%動くか、考えたことがあるのだろうか。
株式個別銘柄の何分の1しか動かず。
大衆は「スワップ金利」という円が金利0%に限りなく近いために
他国通貨との金利差分が利益になり、受け取れる日銭であるが、
この見せ金に騙されて、取引を始めてしまうのだ。

この「スワップ金利」を合わせても株式相場の変動には遠く及ばない。
また、株式の場合、変動幅は100%を軽く越える。つまり、2倍以上になる銘柄は
ざらにあるということがいえる。ところが、FXは為替取引なので、相場が倍になることはない。
昨年の円ドル相場でも101-121とわずか20%の変動幅しかない。
これに「スワップ金利」という日々の見せ金につられて取引を初めてしまうのだ。
利益を得る確立を考えてみよう。株も為替も究極には、上がるか、下がるかである。
単純に確立は50%となる。
(投資家は、様々な分析手法や投資手法により確立50%以上を目指している)

株式=「配当金」+「損益変動幅大」x確立50% =利益大 
FX=「スワップ金利」+「変動幅小」x確立50% =利益小
投資不動産=「家賃収入」+「資産下落のみ」 =ほとんど損失(日本国内に限る)

ということがいえる。投資という行為つまり、資金を動かすことは、
株、不動産、為替ともに変わらないが、リスクとリターンの関係を考えると、
株式  = リスク大 = 利益大  確立50%
FX  = リスク小 = 利益小  確立50%
不動産 = リスク最大 = 損失(日本の場合)
とこういう結果になると推測される。
いずれにしても「レバレッジ」を利かす投資自体がリスクを最大にする原因である。
どうせ「レバレッジ」きかすリスクを取るのであれば、利益も最大を目指すべきだろう。
どんな取引にも言えることだが、それを提供する側(胴元)が一番儲かるシステムと
いうことを念頭において、参加するべきである。
株式も同様だ。一番儲けられるのは、証券取引所(胴元)、次に株式を発行する側(親)だからだ。

結論をいうと、勝率が同じ株式ですら儲けることができない人が
為替取引で儲けられる訳がないのに
なぜ、本人は気付かないのか、本当に不思議でならない。

レバレッジを利かす様なリスクを取れる投資家になるためには、
本当に儲けられるのか、まずはもっと自己分析からはじめることが必要である。

この自己分析には機会があったら、記載していこうとおもう。