還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

推奨される外国株と海外株投資ファンド

 【チャペルヒル(米ノースカロライナ州)】米国以外の株式に本格的に投資したい米国の投資家にとって唯一の現実的な選択肢が投資信託だった。
 だが、例えば米国以外の取引所に上場している株式の売買にかかるコストや、ドルを投資国の通貨に転換することなどにかかる取引コストは非常に高かった。  
 しかし、近年の様々な動向により、この状況は変化している。株式が米国の取引所に米国預託証券(ADR)として取引されている外国企業の数が増えていることが一つ。また、海外株に投資する上場投資信託(ETF)の数が急増していることもある。
 これら急増している選択肢の中から投資銘柄の選定で役に立つよう、米国以外の株式に継続的に投資している投資アドバイザーの推奨銘柄に注目した。投資手段の数と形態が変化していることを反映して、最も推奨されるは投資信託ではなく、個別銘柄になる。
 以下は筆者がモニターしている投資顧問が推奨した回数順に銘柄を並べたもの。括弧内は国名・ADRシンボルと2月1日の終値など。
 BHPビリトン(オーストラリア)(BHP 92.18, +0.73, +0.80%)
 リオティント(オーストラリア)(RIO 71.33, +0.10, +0.14%)
 トタル(フランス)(RIO 71.33, +0.10, +0.14%)
 ディアジオ(英国)(DEO 77.45, +0.65, +0.85%)
 ノバルティス(スイス)(NVS 56.58, -0.01, -0.02%)
 ペトロチャイナ(中国)(PTR 143.31, -0.22, -0.15%)
 ペトロレオ ・ブラジレイロ(ブラジル)(PBR 37.73, +1.00, +2.72%)
 テレフォニカ(スペイン)(TEF 25.58, +0.45, +1.79%)
 以下は、投資顧問が推奨した回数順に外国株ETFを並べたもの。括弧内はETFシンボルと2月1日の終値など。
 Dodge & Cox International (DODFX 36.75, +0.86, +2.40%)
 Vanguard Emerging Markets (VEIEX 29.93, +0.43, +1.46%)
 Artisan International Value(ARTKX 27.78, +0.50, +1.83%)
 Fidelity Emerging Markets(FEMKX 25.94, +0.41, +1.61%)
 Fidelity New Markets Income(FNMIX 15.53, +0.08, +0.52%)
 Matthews Asia Asian Growth & Income(MACSX 17.99, +0.17, +0.95%)
 (筆者のマーク・ハード氏はバージニア州アナンデールを拠点とするハルバート・フィナンシャル・ダイジェストの創設者で1980年以来、160以上の金融情報ニュースレターをモニターしている)