還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

米国の住宅差し押さえ、上半期は過去最高=リアルティトラック

[ニューヨーク 16日 ロイター] 米不動産仲介リアルティトラックの調査によると、2009年上半期の住宅差し押さえ件数が急増した。雇用環境が一段と悪化するなか、ローンのデフォルトを防ぐ対策が追いついていないことが明らかになった。
 上半期の住宅差し押さえ登録件数(デフォルト通知、競売、銀行による担保権行使を含む)は190万件で、08年下半期に比べ9.0%、08年上半期に比べると15%近く増加し、過去最高に達した。

 リアルティトラックのシニアバイスプレジデント、リック・シャーガ氏は「これまですべての人々が最善の努力を尽くしたにもかかわらず、問題解決に向けた前進は見られない」と語った。

 ローン返済不能状態に陥っていた物件の差し押さえを防ぐプログラムが3月に失効したことで、過去3カ月に再び差し押さえが増加した。

 住宅ローンを抱えている84世帯に1世帯が、09年上半期に少なくとも1度の差し押さえ通知を受けた。

 リアルティトラックは、失業の増加により、2009年の差し押さえ件数が400万件に達すると予想している。


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