還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

0292AsiaStandardHotel有償増資

アジアスタンダードホテルが有償増資を行うことは以前記載したと思う。
HSBC香港から権利行使についてのApplication Formが送られてきた。
英語と中国語を併記しているのでとても見づらいのはやや不便であるが、
説明書も同封されているので、迷うことはなかったが11日付けの発行で
18日着。そして「03May2006までに必着しないと権利無くなります」とあるので
あわてて株式を0.09で購入するか、それとも市場で売却するか考えたが、
少しでも資金を回収するべきだろうと判断し売却依頼をかけることにした。
(香港までAirMail90円)
2:1で発行し0.09行使価格→0.127(19日終値)だから、今の価格なら
一株あたり0.0185の配当と同じことになり+10%以上の利回りになるが
当然株数が増えるのでその分株価に影響がある。すでに権利確定し、
株価にも織り込み済みだ(0.155→0.127になっている)
ところで今後の株価についてであるが、
配当金と違い有償増資については投資家は売りの判断をする。
配当金は企業の利益から出されるが、有償増資は市場からお金を巻き上げる
ことだからだ。つまり企業の収益が良いからではない。
この巻き上げたお金を借金の返済に充てるとのことだ。
収益としては単純に長期債務の金利分がなくなる程度の貢献度。
その代わりに発行株式数が1.5倍になったので株価上昇余力は逆に弱まってしまった。
せっかくSARSで打撃を受けた香港経済が順調に回復する中でこの銘柄の
大化けを期待していたのだが、株価上昇力は逆に100%→66.7%となり、
うまみもなくなってしまった。

ということで、この銘柄は近々に戻り値に噴けたら売却することに戦略を変えた。
今年1月に投資した3銘柄(0292,0333,0590)は0590六福集団を除き売却だ(0333売却済)
その当時の思いはわずか3ヶ月で変更をしている。我なが長期投資家には
向いていないと思う今日この頃である。