還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

IPO3銘柄(3308、3323、2626)利食い売り

今日は香港市場は休場だ。
昨日、HSI指数は年初来高値を更新。
持ち株のほとんどが上昇。特に今年に入って2,3月に仕込んだ
0883、0902、0939、1919のすべてがプラスになってきた。

しかし、かなり上昇したもの、つまり3月に仕込んだIPO3銘柄は、
利益確定もかねてStopLossOrderをかけていた。
結果として、3308を除き、終値よりも高く売却できた。
持ち株がどれも最低単位なので、手数料入れると以下のようになる。
   IPO価格  売却            終値
3308 3.262 → 4.328 32.7%(手数料込)  4.450
3323 2.793 → 3.856 38.1% (同上)   3.775
2626 1.682 → 3.013 79.1%  (同上)   3.000

HSBCでは、StopLossOrderを最長5営業日まで設定できるので、
上昇→下落に転じたときに利食いができるのは、
本当に戦略が立てやすくなるので有効に使える。

日本の証券会社では、毎日オーダーしないといけないし、下落時に
自動的に売却できるオーダーシステムがない。(MONEX証券の場合)

仕方ないので、倍になったら、半分売って投資資金を回収し、
残りが上がろうが下がろうが、気にしない。という戦略しか立てられない。
この場合、上昇時にさらに上昇すると、利益を取り損ねるし、残り半分が
下落しても利益がなくなってしまうので、いい方法とはいえない。

が、HSBCでは、すべての株式にStopLossOrderをかけておけばいいし、
しかも5営業日までかけられるので、日本での持ち株が倍になり、
半分売って利食い、という方法をとらなくて、一旦、全株式売却し、
当然、下落方向なので、さらに安くもう一度、仕入れるという戦略が立てられる。
以下に具体的に書くと、
<MONEX証券>
10HKD 2000株 → 20HKDになり1000株売り、投資資金回収。
残りが利益(タダ株)となるが、その後株価が以下のように動くとしたら
 25HKD、+5000HKDしか含み益が儲からない。 含み益 25000HKD
 15HKD - 5000HKDの含み利益が飛ぶ     含み益 15000HKD
<HSBC>
10HKD 2000株 → 20HKD時点で StopLosxOrder18HKD(-2HKDで設定(任意))
 25HKD +10000HKDの含み益でStolLossOrderを18HKD→23HKDへ。
    23.0HKDになったら自動的に全株売却し利益確定
    含み益 30000HKD (StopLossOrder発動 確定利益 26000HKD)
 
 15HKD 下落時に18HKDで自動的に全株売却。  確定利益 16000HKD
    *その後、再び上がると思えば買戻せる。
と利益確定しやすくなるのだ。
それ以外にもTowWayOrderやBuy→sellなど様々な手法が取れるので、
HSBCはたいへん便利である。