還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

ウォーレン・バフェツト氏

私の尊敬する投資家の一人としてウォーレンバフェット氏がいる。
バフェット氏の投資は、一言で表すと「バリュー株(が安いときに購入し)に長期投資」
という基本スタンスで、過去の平均利回りは確か23%を越えていたと思う。

超有名な投資家の氏でさえ、年間では20%強の利回りしかないのだ。
ただ、これを複利で運用できるのだから、それがすごい。
仮に20%としても100万円が10年後6倍強になる計算である。
100万x1.2x1.2x1.2x・・・=619.2万
ただ、世界で一番の投資家といわれる氏でさえ、これくらいの利益なのだ。
よく中国株の本などで、
「中国株なら100万円が100倍で1億円も夢ではない」とあるが、確率から言うと
ほとんどありえない話である。もちろん、歴史上、日本でも高度成長期に
ソニー、ホンダなどの銘柄は可能であった。が、そのときに上場した銘柄の中から、
これらを選び購入できることは1%以下の確率であり、いうなれば、ラッキーでくじ運が良い。
ということだ。そうでなければ、今頃、日本人すべて大金持ちになっているはずだ。

投資家は夢を見るべきであるが、100倍はいくらなんでもありえないと思い、
現実的な線で、バフェット氏の20%を超えることを目標にし、それ以上を保持できる
自身があれば個別銘柄投資を行うべきだ。また、年10%程度であれば、投資戦略を
見直すべで、それでもだめならファンドを購入した方がいいと思って間違いないのだ。

また、氏は基本的に「分散投資はしない」せいぜい、5銘柄に集中投資をする。
という投資戦略である。なぜなら、銘柄選択に絶対的な自信があり、それに集中投資すること
で、利益を最大化できるからだ。もちろん、そのとおりである。
理想は、私もそうありたい。が、私は氏ほど頭も良くないし、我慢強くもない。
また、氏の話は10年以上も前から言われているが、
なぜか、いまだに「バフェット氏の真似をして大金持ちになった」と言う人を聞かない。
ということは、我々凡人は、
先人の氏のような偉大な投資家を参考にしつつ、凡人は凡人なりの投資戦略を
自ら考案するしかない。という結論に達するのである。

そうはいっても(私の個人的な予想であるが)中国株式は10年で最低でも10倍はいくのではないか
と思っている。根拠は、年20%でも為替差益(円暴落とRMB上昇)レバレッジがあるからだ。

仮に人民元14円が21円と低く見積もっても
100万→619万(10年後)x為替上昇50%(RMB=14→21)=928.8万

もし人民元14円→28円なら1200万を越えるのだ。
現実的にこの程度の利回りでも10年後12倍となるのであれば、やはり、日本株を
そろそろ手仕舞いすることも検討していこうと再確認したのだ。