還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

日本への投資は。。。

80年代の熱狂的なバブル時代に私はちょうど社会人になったころであった。
バブルを知っている最後の世代だ。また、私の世代は上には団塊の世代
がいて、最後の社会インフラでのおいしい思いをした人々ばかり。

我々の世代は、自分たちの番になると期待していたら、バブルクラッシュ。

そして、健康保険は支払っているのに有料化になるのをきっかけに
(若い人は知らないだろうから、説明すると、
昔は無料だった。そして、1割負担から、二割負担、そしてついに3割負担に!)
40歳から支払うことがきまった介護保険。これも私の世代が、
30代後半に法律の施行開始。40歳からまるまる取られ続けている。
なんのためか。自分の両親は、まだまだ、現役なのに。だ!
これも、団塊世代以前がいい思いをしたことだろう。
また、さらに言うと、年金制度もだ。厚生年金を一生懸命支払っていたら、
突然、60→65歳へ需給変更される。厚生労働省が担当であるが、
国家がやったことである。一番、元気に稼がないといけない我々世代が
やる気をなくす政策、そして将来の夢を摘みとる増税。
今後、国家は取るところがなくなってきたので、団塊世代100兆円と言われて
いる退職金にまで、増税しようとたくらんでいる。そして我が世代の退職時は、
かなりの税金をかけられるであろう。

日本は本当にへんな国になりつつある。だれもが、悪い政治家と思っていたもの
がつかまらない。たとえば、1億の賄賂も覚えていない、という。
リストラで、社内失業状態の中高年社員にたいする虐めもたくさんある、と聞く。
最近では、耐震構造偽装問題に、突然、民意と問わずに税金を投入するという。
この国に自分や家族の将来をかけていいのか、とても疑問におもう。

せっかく、なけなしの資金で得た配当金でさえ、20%(2008年から)持って行く。
もちろん、ファンドの利益や株式キャピタルゲインでさえも20%持っていく。。

誰もが夢をもてた平均7%以上の高度成長期の日本。
夢をもう一度ということか、最近の日本株式の戻りは活況感がある。
が、現実には、人口減少が始まった日本ではもはや、成長率5%を超えることさえ、
起こりえないことである。
ただ、世界規模で見れば、高度成長期の国を発見し、投資することが出来るのだ。
これが、今の中国、インドである。
幸いにして、インターネットにより、個人が自由に情報を入手できるようになり、
国家にだまされているのがよーくわかるようになったし、
外圧による金融ビックバンのおかげで、邦銀を通さずに外貨を購入できるように
なり、資産を国外へ持ち出すことも可能になった。

昨年2005年は、日本株式が活況化した。今年も続きこの先も続くと、
エコノミストは言い出した。エコノミストが言い出すと、過去の経験からすでに
終了の気配を感じる。
私自身、総資産の18%ほど日本に投資している。まさに最後の売り時が
そろそろやってきたと思う。
07年度までに日本株は売却し、BRICsなど世界へ投資するように方向を変えよう
とおもう今日この頃である。

日本はすでに人口減少が始まり、GDPがシュリンクしていくことだろう。
そして1000兆円もの借金返済のために消費税など各種税金を上げていくだろう。

ただ、ちまたで、いわれているようなアルゼンチン、韓国のようにIMF管理化に置
かれたりハイパーインフレの可能性はないとおもう。
近隣諸国の発展により、地の利がある日本は、ユデガエルになるくらいだ。
(かえるは、ゆっくりと温度をあげていくと、やがてゆであがって死んでしまうこと)
個人的な予測としては、20年くらいかけて、緩やかな円安(200-230円くらいか)
IT系の日立、富士通、NECは、1社のみ残りあとは、無いのではないか。
システムインテグレーターもほとんどなくなるだろう。
そのころには、衣食住に関連する銘柄、特に水、食料、農業がいいのはないだろうか。
日本には、ロボット技術と省エネ技術が得意なので、現行の悪法(農業関連)を
すべて廃止できれば、農業が世界一の生産性をもち、水の豊かな国土なので、それ関連
のビジネスも発展できるだろう。
今日は、話が飛びすぎでしまった。いずれにしても2015年度には、中国のGDPは
日本と逆転するといわれている。だから、今からでも遅くはない。
中国へ投資しよう。
話が飛んでしまった。
次回は、HSBCへの円での送金方法で最も安いのは?
と言うテーマを書きます。