香港市場は買い場か。推奨2銘柄0595と1211
8月17日時点では、１HK$ TTS14.44前後であったものが今日現在は15.29前後になっている。5.8％の上昇になっている。TTS換算で円ベースでの下落は相殺されてしまう。これでは、押目で購入する気になれない。ドルとリンクしている香港ドルでの投資は、このように為替も加味して検討しないといけないだろう。そういった意味では、2005年度の絶好の買い場は、4月にあった。HK$も安く替えられたし、ハンセン指標も今より低かった。
逆に8月の高値で購入してしまった人々（この中には、残念ながら僕も入っている。。無念。。）はあせる気持ちを抑えて、長期投資に徹して動かないことだ。幸いにして、香港上場銘柄は、9ー10月に配当の支払いがあるので、それを楽しみにして再投資の計画を立てていこう。
ちなみに自分は、20銘柄を保有している。今日現在、トータルで、マイナスになってしまった。これからも、いろんな銘柄を投資したいが、今、気になっているのは、
0595AVコンセプトという銘柄と1211BYDだ。
0595は、MP3のOEMメーカーであったが、最近日本に進出しオリジナルブランドを展開しだした会社だ。PERは1.35、配当利回りは25％を越える。確かにMP3の将来性は？であるがここ3年の財務諸表も黒字。キャッシュフローも増加していて、高収益企業である。配当利回りだけでも4ー5年で回収できてしまう銘柄だ。もちろん、自分は高いときに購入してしまい、これから押目を入れるタイミングを検討中だ。
1211 BYDは1995年2月10日に中国で設立。創業７年で世界トップクラスに浮上。2002年7月31日メインボード上場。2001年の世界シェアは、リチウムイオン電池3位、ニッケルカドミウム電池2位、ニッケル水素電池3位。中国ではいずれもトップシェアの会社だが、電気自動車の会社を購入してから、株価が下落中。ここも財務状況はいいので、いづれ大化けしそうな会社。もちろん、上記同様、押目買い検討中。
と、せっかく、購入したい価格になってきたのに為替差損を考えるともう一段の下落あるいは、為替が元に戻るのを待つしかないのは、残念だ。教訓としては、為替変動があるので、早めに香港ドルでプールしておくことを今後はしていこう。
ぜんぜん関係ないが写真は「上海」でとったものだ。
