還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

ギリシャ国債、投資不適格に=ポルトガルも格下げ-S&P

ギリシャ国債、投資不適格に=ポルトガルも格下げ-S&P

4月28日1時19分配信 時事通信
 【フランクフルト時事】有力格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、ギリシャの長期信用格付けを「BBBプラス」から「BBプラス」に3段階引き下げた。これにより同国国債は、投資不適格級である「ジャンク債」にまで格下げされた。見通しも「ネガティブ」とし、一段の引き下げの可能性に含みを持たせた。
 S&Pはまた、ポルトガルの長期信用格付けも「Aプラス」から2段階引き下げ、「Aマイナス」とした。ギリシャ債務危機は、高水準の財政赤字を抱え、経済的な競争力が脆弱(ぜいじゃく)な他のユーロ圏諸国に波及する懸念が強まりそうだ。
 ギリシャ国債10年物利回りは27日午後、10%以上に上昇。ドイツ国債との利回り格差も7%に拡大しており、市場はギリシャの国家破綻(はたん)懸念を織り込み始めている。ギリシャは現在、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)、欧州委員会と緊急融資に向けた協議を進めているが、破綻の瀬戸際に追い込まれつつある。