還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

IMF世界経済見通し、09年は戦後初のマイナス成長に

 [ワシントン 19日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は19日、世界経済見通しを下方修正し、2009年はマイナス0.5―マイナス1.0%と、戦後初のマイナス成長になるとの見方を示した。一方、10年は1.5―2.5%のプラス成長を見込む。

 1月時点の予想では09年は0.5%のプラス成長となっていた。

 最新の予想によると、米国が09年はマイナス2.6%、10年はプラス0.2%。日本が09年はマイナス5.8%、10年はマイナス0.2%。ユーロ圏は09年がマイナス3.2%、10年はプラス0.1%とした。

 報告では「金融危機の長期化を背景に世界経済はこれまでの予想以上に疲弊した」と指摘した。

 金融機関が抱える不良資産の問題に政策当局者は積極的に対応すべきとし、一段と協調した政策対応が世界経済の回復のカギになるとした。

 先進諸国の成長見通しは、09年がマイナス3.0─マイナス3.5%、10年がゼロ─プラス0.5%。

 新興市場国の成長見通しは、09年がプラス1.5─プラス2.5%に減速、10年がプラス3.5─プラス4.5%とした。「国境を越えた貸し出しが収縮するなか、新興市場国の多くで資本収支圧力が高まっている」とした。



(C) Copyright Thomson Reuters 2009. All rights reserved