還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

ドラマティックな主導権争いだ。

香港を拠点に考えて、英語のニュースをメインにみていると、
資本市場においてのお金の流れがなんとなく、わかるようになってくる。

圧倒的に少ないのは、世界第二位のGDPを持っている日本からの情報量だ。

これは、なにをいいたいかというと、もはや、日本のニュースで
世界のマーケットを動かすほどのネタが少ない、ということにもつながってくる。

それ以外のニュースでは、
米と中国の資本市場でのやりとりを見ていると、
ものすごい、主導権争いが行われているように感じられる。

米国の大暴落への対処として、公定歩合の引き下げ。を17日にFOMCが発表。
これにより、NYSEはもとより、激震していた世界の株価の下落が止まった。

そして、中国。なんと、今までまったく解放されていなかった、中国人による
香港市場への直接投資の解禁を発表!先日に発表した。

このニュースで、香港市場は朝には、暴落分の50%以上を戻すことになった。
(が、さすがに高すぎたので、後場には利益確定売りがでたが)

これらの資本市場での主導権争いは、本当にドラマティックであり、
国家の威信をかけたものであったのは、本当にすごい。と感じた。

中国がここまで、米国という資本主義の大国に対等になってきたことは、
同じアジア人としては、頼もしい。

それとともに、日本の株式としては、もう、おわったようだ。

世界のお金の流れは、
今後は、米国と中国とのせめぎ合いにて決定されるように
なっていくのではないだろうか。

そんな予感を感じる出来事であった。