還暦親父の暇つぶし

アーリーリタイアー夢実現すべくマレーシア移住、マレー株式投資、仮想通貨投資家などで外こもり中から帰国

中国銀行は初日売却の利益確定

ついに今年最大の資金需要で個人投資家も最大数(400万人以上の応募!)
におそらくなるであろう中国銀行のIPO初日である。
私は事前公募で2.95HK$2000株だけしかとれなかったので売却してしまった。
約定でき(3.40HK$)10%以上を一日で得られた。

中国株式への投資については、基本は長期戦略である。
しかし昨年7月から直接投資を始めて日々試行錯誤しながら香港株の投資研究を
してわかってきたことは、従来、様々なところで言われているような
「中国株はVolatilityは高いが年度でみれば右肩上がり。だからBuy&Holdで長期保持」
ではなくなりつつある。
つまり香港の株価は「どの株も常に上昇基調ではない」ということがここ2年の動きだ。
例えば、2年前に王道株と言われている
高速道路、電力株などは軒並み安値放置状態である。これらはファンド各社が
購入しているにもかかわらず、下落基調になってしまっている。個人投資家離れが
進んでいるようだ。私見であるが配当金減額、決算伸び率の悪さなどが理由ではないか。

それ以外でも雑誌などで推奨といわれていた、
自動車株、鉄鋼関連、運輸関連ではまったくの循環株と化し過去の高値を未だに
更新できないものも多い。
その代わりこのような循環株については年に何回かバーゲンセールがあるので
そのときに購入すれば年20%以上の利回りは十分得られることもわかってきた。

それではどの銘柄が長期投資に向くのか。
調べてみると「世界のファンドが購入している銘柄」のTOP3あたりは右肩上がりが多い。
どの投資信託会社のFactSheetを見てみても大体同じ銘柄をTop10においているが
その中でもTOP3銘柄となると次のような会社である。
・石油株関連(0857,0883)
・金融関連(0939,2628)
・通信関連(0941)
これらの大型株式に限定されている。
長期ホールドするならこれらを狙うべきではないか。
また長期ホルダーでも年に一度くらいは中国株ファンド各社のTop10組入れ比率を
チェックして変化があれば、同様に個人のポートフォリオも変更すべきだろう。

さて売却してしまった、中国銀行の今後について、どう考えているか。
冒頭にも書いたように超大型株式である3988中国銀行は
当然ファンド各社がポートフォリオに組入れ、
その比率も多く取ることは十分考えられる。
少なくとも長期投資ホルダーは値ごろ感がでたら購入すべきではないだろうか。

中国銀行についての私の今後の戦略は「短期的にはこうして長期的にはこうこう。。」
と自分なりに売り買いの金額等も決めている。実行したらいずれレポートしてい
く予定だ。(といってもすでに高いとおもって売却したけど)